京都大学フィールド科学教育研究センターと「生物多様性保全のための市民参加型教育研究に関する協定書」を締結

報道関係各位 / 2005(平成17)年 7月 19日

この度、NPO法人エコロジー・カフェ (東京都千代田区・理事長 / 山科誠、以下エコロジー・カフェ) は京都大学フィールド科学教育研究センター (京都市左京区・センター長 / 田中克、以下京大フィールド研) と「生物多様性保全のための市民参加型教育研究に関する協定書」を本日調印いたしました。

エコロジー・カフェは、地球上にある多様な種(動植物等)が何故生きているのかを理解し、一人一人が暮らしの中で私たちを育む豊かな生態系を守るために何ができるのかを発見し、実行する力を獲得することを目的として、2004年 8月 2日に設立しました。本年 4月に関西事務所 (京都市下京区、所長/岡正人) を本格始動、5 月には小笠原海洋センターと" アオウミガメの保護活動のフィールド調査を共同で実施し、さらに小学校高学年の児童を対象とした環境教育のためのカリキュラム及び教材開発に着手するなど、活動領域と市民参画の輪を拡げています。

また、京大フィールド研は、日本から世界に発信する新たな統合科学の創生をめざして 2003年 4月 1日に発足し、人類の生存に計り知れない恵みをもたらしてきた森と海の豊かな自然の再生やその循環的利用のために、その間に介在する里域生態系を結びつけた「森里海連環学」を創生し、地球環境の問題解決に貢献する教育・研究・社会連携の発展に取り組んでいます。

今回の協定では、(1) 京大フィールド研は、エコロジー・カフェが展開する固有種・絶滅危惧種の保護活動に協力し、積極的に知見や情報を提供 (2) エコロジー・カフェは京大フィールド研が開講する市民開放型の講座・セミナー・シンポジウムなどの企画開発に参加すると共に、実施に協力 (3) 京大フィールド研とエコロジー・カフェは、森林域・里域・海域の生態系を保全するための共同研究を立案し、コラボレートを実現します。

その第1弾として、7月 29日から 31日まで和歌山の京大フィールド研にて、瀬戸臨海実験所周辺の磯調査・紀伊大島実験所での植物観察をはじめとした「森海フィールド学習会」を実施します。エコロジー・カフェの会員にとっては、実際のフィールド観察をプロの科学者に指導してもらえる貴重なチャンスとなり、また京大フィールド研にとっては、社会との接点がより多岐にわたるようになります。

京大フィールド研とエコロジー・カフェは、今後双方の生物保全活動に対し相互協力を行うことにより、市民の種多様性および環境の保全などの活動への参加を促進すると共に、市民教育・啓蒙活動を通じて、京大フィールド研の教育研究およびエコロジー・カフェの活動の理念を広く普及することを目指します。

この資料は、本日次の記者クラブへお届けしております。

  • 文部科学省記者会
協定書を交換する京大フィールド研・田中センター長 (左) とエコロジー・カフェ・岡関西事務所長 (右)
協定書を交換する京大フィールド研・田中センター長 (左) とエコロジー・カフェ・岡関西事務所長 (右)

本状に関するお問合せ先

特定非営利活動法人エコロジー・カフェ事務局
〒102-0075 東京都千代田区三番町 6-2 三番町彌生館3階 http://www.ecology-cafe.net/
TEL:03-3556-7575 FAX:03-3556-7571 E-MAIL:info@ecology-cafe.net

掲載/更新日:2005年07月19日 / 編集

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